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​ MEXICO

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何が出るかな、何が出るかな…♪

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高校時代、

メキシコの雑貨が流行したと言いますか、

個人的にどハマリしたことがありまして。

17歳の誕生日に、友だちから、

サボテンの小さな鉢植えをもらったほど。

2つの内、

ひとつはまだ元気です^^

そんなわけで、その頃から、

憧れの場所ではあったのですが、

なかなか行くのは難しそうでした。

治安が悪いとも聞いていました。

が、

メキシコ政府が観光客を招致する為に、

観光ルートの安全に、

配慮する様になったと聞き、

それなら行けそうかなぁ、

がんばって行ってみようかなぁと、

​思ったのです。

 

 メキシコは遺跡も多く、歴史と風情があり、

 それでいて陽気で、自然もきれい、

 食べるものも美味しいらしく、

 世界一周系旅人絶賛の地だったんですよね。

 

 果たして…その噂の真相は?!

 

 噂と違わず!

 そして、いい意味で想像と違いました。

 

 それでも私は、

最初の頃は、本当に、

 おっかなびっくりで…

 

 実質・1番目の訪問国で、

 緊張していたのもあると思います。

 

 首都メキシコシティには、

 『日本人宿』が2軒あって、

 内ひとつにおせわになり、

 日本人に不自由はなかったのですが、

短期旅行や移住(仮住まい?)の方が多く、

市内観光くらいなら一緒に行けるのですが、

同じ進路に旅をする人がおらず…


当然ですが、

ひとりで旅の仕方を模索、

解決してゆくしかありません。

やがて、首都を出て、

 バスを乗り継いで、

​メキシコの大地を横断、

しばらくは、女ひとり旅が続きます

 

 

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私は日本語以外は、

本当に何語もできないので、

チケット売場へ行き、

日時と行き先を書いたメモを見せ、

発券してもらっていました。

メキシコは、

 幸せそうな家族が多くいて、

 ひとりでいると、

 「アローン?」と、声をかけられ、

 自分は孤独(アローン)な人間だと、

 心が蝕まれていくのでした。

 

 それでも、がんばるのですけれど。

 

 

やがて、東海岸に辿り着きます。

ました。

 

 メキシコの東側、

 カンクンという一大観光都市で、

 これまた2軒ある日本人宿の、

 内、ひとつのペンションで、

 先に宿泊していた男性に、

 声をかけられます。

 

 「メキシコシティの宿にいた人だよね?

 この人、大丈夫だろうか…と、思ったくらい、

 おっかなびっくりしていたから、

 印象に残っていて…

 えっ! バスで横断してきたの?!

 自分でもキツイから、

飛行機にしたのに!!」

 

 えっ、そんなに~?!

と、

 思いました。

 

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『日本人宿』…日本人が経営、

もしくは管理人、

或いは日本人が多く滞在する宿。

 

カンクンで、

ひとまず安住の地を得た私は、

前向きになったり、

相変わらずやらかしてみたり…

 

ずっと憧れだった、

海外でXmas、更にお正月も、

この素敵な宿で迎えます。

楽しかった!

けど、

その分、

自分は旅には向いていないと、

強く感じる様になりました。

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旅の仲間。いや、同じ宿の仲間か?

年末年始休みで来た社会人、長旅の人、

いろんな人が交差して行った。

 

 

長い、ひとり旅に向いていないと、

懊悩し続け旅した、

メキシコ。

 

その最後の日、

たくさん人々に見送られたのでした。

うぅ、

『居心地のいい場所を出なければ、

新しい風に吹かれることはない』

…好きな言葉で、

その為に、旅立ちを決意してきたわけですが、

やっぱり、ちょっとつらいのです。

涙も出ちゃう。

だって、

女ひとり旅だもん。

でも、皆、

ひとりで旅立って行ったんだよ。

あの時、

そこに確かにいた人たちは、

もう、そこにはいない。

皆、生きてる限り、

旅人だから。

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